
この点検について
日本の労働安全衛生法で定められた特定自主検査の検査項目に沿って、プレス機械の安全点検を行います。タイでは現時点でプレス機械の定期検査に関する法的義務はありませんが、日本本社と同じ安全基準を現地でも維持したい日系企業、安全管理を強化したいタイ企業に選ばれています。
日本ではプレス機械に対し、労働安全衛生法により1年以内ごとに1回の特定自主検査が義務付けられています。タイには現時点で同等の法規制がないため、実施するかどうかは各社の判断に委ねられています。MEGA TECHは、その日本の検査項目に沿った点検をタイで提供します。法定検査の代行ではなく、同じ項目・同じ視点で機械の安全状態を確認し、記録に残すためのサービスです。
こんな企業に選ばれています
日本本社の安全基準を現地でも維持したい日系企業
日本では法定義務である特定自主検査を、タイ拠点でも同じ項目で継続したい。本社監査や安全パトロールに向けて、点検記録を残しておきたい。そうしたご要望に対応します。
安全管理を強化したいタイ企業
法規制がなくても、労働災害は一度起きれば生産も信用も止まります。日本と同じ安全基準を取り入れ始めている企業から、プレス機の安全点検としてご依頼いただいています。
中古機を導入した・機械を移設した企業
導入直後や移設直後は、安全装置の作動やクラッチ・ブレーキの状態を一度きちんと確認しておきたいタイミングです。稼働を始める前の点検としてもご利用いただけます。
タイで一般的なPM(定期メンテナンス)との違い
PMとこの安全点検は目的が違います。混同されやすいので、違いを整理しました。両方をご希望の場合もご相談ください。
| 項目 | 安全点検(特定自主検査の項目に準拠) | PM(定期メンテナンス) |
|---|---|---|
| 目的 | 機械と安全装置が安全に使える状態かを確認する | 故障を防ぎ、機械を止めずに動かし続ける |
| 見るところ | クラッチ・ブレーキ、安全装置、非常停止、電気系統など安全に直結する部位 | 消耗部品の交換、給油、清掃、調整など |
| アウトプット | 検査項目ごとの判定を記録した点検報告書 | 実施した作業の記録 |
| 頻度の目安 | 年1回(日本の法定頻度に準拠) | 機械や稼働状況に応じて月次・四半期など |
| タイでの位置づけ | 法的義務ではない任意の点検 | 法的義務ではない任意の保全 |
PM(定期メンテナンス)にも対応しています。点検で見つかった不具合の修理、消耗部品の交換、定期的な保全契約までご相談いただけます。
点検サービスの特徴
日本の検査項目に沿った点検
日本の労働安全衛生法で定められた特定自主検査の検査項目に沿って点検します。項目を独自に省略しません。
安全に直結する部位を重点的に
クラッチ・ブレーキ、安全装置、非常停止装置など、止まらなければ人身災害につながる部位を重点的に確認します。
記録に残る点検報告書
検査項目ごとの判定と、要改善事項をまとめた報告書をお渡しします。本社監査や社内の安全記録にそのままお使いいただけます。
見つかった不具合はそのまま修理まで
点検で不具合が見つかった場合、修理・部品交換・オーバーホールまで同じ窓口で対応できます。業者を分ける必要がありません。
主な点検内容
クラッチ・ブレーキの点検
ライニングの摩耗、作動、停止時間など、プレス機で最も重要な安全部位を確認します。
安全装置の点検
光線式安全装置、両手操作装置、非常停止装置などの作動確認と性能を点検します。
機械本体の点検
クランク軸、スライド、ベッド、フレームなどの損傷、摩耗、亀裂の有無を点検します。
電気・油圧・空圧系統の点検
制御盤、配線、絶縁抵抗、油圧・空圧機器の圧力や漏れなどを点検します。
点検の流れ
- 1
お問い合わせ・ご予約
機械の台数・メーカー・型式をお知らせください。ご都合に合わせて日程を調整します。
- 2
事前準備
必要な機械情報をご提供いただき、点検計画と当日の段取りを決めます。
- 3
現地点検の実施
技術者が現地で点検します。通常1台あたり2〜4時間程度です。
- 4
点検報告書の作成
項目ごとの判定と要改善事項をまとめた報告書を作成します。
- 5
報告・改善のご提案
結果をご報告し、必要に応じて修理・部品交換・PMのご提案をします。
よくある質問
A. 現時点で、タイにはプレス機械の定期検査を義務付ける法規制はありません。実施するかどうかは各社のご判断です。日本では労働安全衛生法により1年以内ごとに1回の特定自主検査が義務付けられているため、その項目に沿った点検をタイでも実施したい企業にご利用いただいています。
A. 目的が違います。この点検は「機械と安全装置が安全に使える状態か」を確認して記録に残すもの、PMは「故障を防いで機械を止めずに動かし続ける」ためのものです。見るところも、点検は安全に直結する部位が中心、PMは消耗部品の交換や給油・調整が中心になります。PMも承っていますので、両方ご希望の場合はご相談ください。
A. いいえ。タイの法令に基づく検査証明ではありません。日本の特定自主検査の検査項目に沿って機械の安全状態を確認し、点検報告書として記録に残すサービスです。
A. 日本の法定頻度に合わせて年1回を目安にしています。稼働時間が長い機械や、中古機を導入した直後・移設直後は、その都度の点検をおすすめします。
A. 通常1台あたり2〜4時間程度です。台数や機械の状態により変わりますので、事前に日程を調整します。
A. 点検報告書で要改善事項をお示しし、必要に応じて修理・部品交換・オーバーホールをご提案します。同じ窓口で対応できるため、業者を分ける必要がありません。